個性的な事業も多いサービス業のフランチャイズ

未経験者でも開業しやすい

独立して自分の店を持ちたい、しかしノウハウがないので事業がうまく軌道に乗るかどうか不安だ、そんな人たちにとって有効な選択肢となるのが、フランチャイズ制度を利用した開業です。
フランチャイズは個々の店舗が運営本部と契約を結び、一定のロイヤリティを納める代わりにさまざまなサポートを受けられるというビジネススタイルです。商品の仕入れから店の内装、従業員教育に至るまで多様なノウハウが提供されるため、未経験者でも比較的短期間で開業を果たすことができます。また、テレビCMや新聞広告などは本部が一括して行うため、高い集客力が期待できるというメリットもあります。
フランチャイズ方式による店舗の代表的な存在といえば、コンビニエンスストアなどの小売店や、居酒屋やラーメン店などの飲食店が挙げられます。しかし近年ではこの他に、各種サービス業においてもフランチャイズ方式を採用するところが増えています。

専門スキルやマーケティング面で有利

サービス業におけるフランチャイズ経営の主なものとしては、ハウスクリーニングや自動車修理などを挙げることができます。どちらも専門的なスキルが必要な業種ですが、フランチャイズであれば研修制度が充実しているため、短期間で集中して知識や技能を身につけることができます。
また、最近増えてきているのが、介護関連のサービスです。高齢者介護とフランチャイズの結びつきは意外に思えるかも知れませんが、たとえばデイサービスセンターなどは立地条件に経営の成否が大きく左右されることから、専門的なマーケティングが特に重要とされています。また、介護関連事業は法令による規制も多いため、それらの基準をクリアするにはやはり専門知識が必要です。
ユニークなところでは、教育産業にもフランチャイズ化の波が及んでいます。全国に教室を持つ有名学習塾の中にも、実はフランチャイズ方式で運営されているところが少なくありません。